妊娠中にフルタイムで働くのがきついときの対処法|立ち仕事はいつまで?

妊娠中にフルタイムで働くのがきついときの対処法|立ち仕事はいつまで?
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妊娠中は日常の仕事や家事を行うのに負担を感じる時期です。個人差はありますが、ホルモンバランスの変化で体調が良くない人たちもいます。その場合、フルタイムで働くのがしんどいと思うのは自然なことです。実際のところ、正社員として働いている場合は、どのように対応すればよいのでしょうか?

この記事では、妊娠中にフルタイムで働くのがきついときの対処法を解説しています。また、立ち仕事が多い場合、「いつまで働けるのか?」という疑問についても考察しているので、妊娠している人は参考にしてみてください。

目次

妊娠中にフルタイムで働くのがきついときの対処法

さて、妊娠中にフルタイムで働くのがきついときは、どのような選択肢があるのでしょうか?

ここでは、大きく3つの対処法を紹介していきます。

方法1 有給休暇を活用する

第1に、妊娠中にフルタイムで働くのがつらいと感じたら、有給休暇をうまく活用しましょう

有給は労働者に認められた権利です。法的に取得が義務付けられています。そのため、妊娠中の体調管理や休養に活用することで日々の負担を軽減できるでしょう。もちろん、有給を取るときは上司をはじめ職場の人たちに理解してもらう必要があります。

休んだしわ寄せが同僚の負担にならないように仕事の効率を上げたり、引き継ぎを適切に行ったりするなど、周りの人たちも受け入れやすいような働き方を心がけましょう。

方法2 リモートワークに切り替えてもらう

第2に、出社しなくても業務ができる場合、リモートワークに切り替えてもらうことでフルタイムで働く負担を一部軽減できると考えられます

新型コロナの感染拡大を経て、日本企業では在宅で仕事ができる環境が少しずつ整ってきています。わざわざ出社しなくても、ZOOMなどのWEB会議ツールでコミュニケーションを取り、本当に必要な時だけ対面で仕事を行うことで自分のリズムに合わせて働くことができるのです。

会社がアナログ体質の場合は難しいかもしれませんが、仕事の成果をきっちり出すことを約束して、テレワークの導入を依頼してみましょう。リモートワークを支援する補助金もあるので、抱き合わせて活用してもらうことでハードルが下がるかもしれません。

方法3 退職する

第3に、どうしても妊娠期間で仕事をするのが辛いときは退職するのも大事な選択です

もちろん、金銭的な事情から辞められないという人たちもいるかもしれませんが、無理して働くとストレスで心身に負担がより大きくなります。そのため、思い切ってパートナーや両親に相談して、出産に専念したいという意思表示も大切なのです。

出産後に落ち着けば、あなたのキャリアに応じて再就職もできます。むしろ、次は安心して出産・子育てできる環境に特化した企業を調べてみて就職するのもよいでしょう。視野を広げれば、選択肢は増えていきます。一筋縄ではいかない場合もありますが、こどものためにベストな選択を心がけてください。

立ち仕事はいつまで続けられる?

なお、業務内容が立ち仕事の場合、妊婦の身でいつまで続けられるのでしょうか?

結論から言えば、妊娠の経過が順調で体調に問題がなければ、産婦人科の医師から許可を得たうえで出産ぎりぎりまで働くことは可能です。

ただし、金銭的な事情を優先するあまり、体に異変が出ているのに我慢して立ち仕事を続けるのは危険です。妊娠中に後悔しないためには、自分と胎児を第一優先にすると決めることが大切です。他人に気遣いしすぎた結果、その負荷を追うのは生まれてきた我が子かもしれないのです。

妊娠中にフルタイムで働くときの注意点

それでは、妊娠中にフルタイムで働くときの注意点を紹介します。

注意1 遠慮して重たい荷物は持たない

最初に、周りの人たちに遠慮して重たい荷物は持たないように注意してください。

他人に気を遣いやすい人は、その場の勢いで重たいものも運んでしまうおそれがあります。しかし、妊娠中に重量のある荷物を運んでしまうと、胎児に負担をかけてしまいますので絶対にやめましょう。

注意2 上司や同僚とよく会話する

続いて、産休や育休を取得する場合、職場の人たちとのコミュニケーションを強化しましょう。

休んでいる間は少なからず上司や同僚に負担をかけることになります。なかには、それによって著しく仕事が忙しくなって辛い状況に追い込められる人もいるかもしれません。間接的に、あなたがきっかけになってしまうので、矛先が向くこともあるでしょう。

だからこそ、日頃からみんなの信頼を勝ち取り、迷惑をかけても関係が崩れないように努力しておくことで休みが取りやすくなるでしょう。

注意3 ストレスを溜めない

最後に、妊娠中のストレスは体調悪化の要因になるので注意しましょう。

特に、繁忙期は周りも余裕がなくなるので、職場が殺伐とするおそれがあります。そのときは息抜きをこまめにしてリフレッシュするよう努めてください。場合によっては、逃げることも大事です。優先順位をつけ間違えないように心がけましょう。

無理せずに休むことが大切!

妊娠期間は、女性の体にとって特別な時期です。日常の仕事をこなす中で、体調の変動や疲労を感じるのは当然のことです。

その際、最優先すべきは自身と胎児の健康です。過度なストレスや無理は避け、休息を適切に取ることが心地よい妊娠生活の鍵となります。

仕事と妊娠のバランスは決して簡単には取れない難しい問題ですが、パートナーともよく相談して自分たちによってベストな選択を取りましょう。

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