出勤日にもかかわらず、いきなり休むのは気まずいですよね。とりわけ、2日連続で休暇を取るのは、余程神経が図太くないと諦めてしまうのが社会人の感覚としては当たり前のように思います。
とはいえ、心身ともに限界に達したときには、自分を守るためにも何とか休みを取る必要もあるはずです。実際のところ、どのような言い回しなら、2日連続で休みを取得しても気まずくならないのでしょうか?
この記事では、2日連続で休むときに使える言い訳3選を紹介します。伝え方を間違えたり、日頃の勤怠状況が悪かったりすると、疑われる危険性もあるので、くれぐれも注意して活用しましょう。
言い訳ではなく適切な理由を考える
原則として、悪いことを弁明するような言い訳がましい伝え方ではなく、休暇を許可する相手が「適切な理由である」と判断できるような説明を心がけることが肝心です。
そもそも「言い訳」は自己防衛的な行動であり、しばしば信頼性を損ねる原因となります。一方、「適切な理由」は事実に基づき、情況を明確に伝えるものです。すなわち、嘘だったとしても、納得感があれば認められる可能性は高いわけです。
当然、悪用するのはよくありませんが、だれにも言えない辛い状況で何とか休みを取らないといけないときは、自分でも騙されるような真実と嘘をうまく組み合わせた理由を考えてみましょう。
本質的には、正直に休む理由を伝えられる人間関係を日頃から作ることが大切です。しかし、職場の性質上、それができないときは無理して出社するのも良いとは言えません。だれにだって、仕事よりも優先しなければいけないことはあるはずです。やり方の是非は問うべきですが、その前に「本当に今の仕事が大事なのか?」を自分に問いかけてみてください。
2日連続で休むときに使える言い訳3選
それでは、実際に2日連続で休むときに使える言い訳を具体的に紹介していきます。
言い訳1 家族が危篤になったことを伝える
第1に、縁起でもないことですが、家族が危篤状態であることを理由に2日連続で休むのは可能です。
だれだって、家族に万が一のことが起きたら、仕事よりも優先するのは当たり前ですよね。だからこそ、上司や同僚も休暇を責めることは倫理的にもできないわけです。さらに、命に危険が及ぶような出来事ならば、1日では休みが足りないのも道理ですから、2日とは言わずに1週間などの長期休暇さえ得られる可能性があります。
もちろん、嘘で家族を病気にして休みのネタにするのは、自責の念にもかられるような心理的な負担がある行為です。そのため、後から自分を責めてしまうおそれがあるならば、この言い訳は使わないほうがよいでしょう。中途半端な善意があるうちは後悔するので注意してください。
言い訳2 突発的な病気になったと伝える
第2に、急性胃腸炎など突発的な病気を理由に休暇を取るのもよいでしょう。
家族の危篤状態と同様に、本人の体調が悪いのに無理やり働かせる人がいるなら、正気の沙汰ではありません。もちろん、なかには、社会人として体調管理ができないことを責める人もいるかもしれませんが、人間である以上、体調を崩すのは仕方がありません。
特に、急性で休養を取りさえすれば回復するような症状の病気なら、2日連続で休みを取得する理由としても、合理的であると考えられます。
ただし、病気で休みを取る以上、リアルタイムで元気な様子を知られないようにくれぐれも気をつけてください。実際に、自分や友達がSNSを更新したことがきっかけで、ずる休みしていたことがバレて職場にいられなくなった人たちもいます。
仮病を防止するために病院で診断書をもらうように指示される場合があるので、インフルエンザや新型コロナウィルスなど、出社の安全性を証明する必要性があるような嘘は控えておきましょう。
言い訳3 有給休暇を使う
第3に、労働基準法でも認められている権利として有給休暇を言い訳にすることをおすすめします。
いうまでもなく、有給休暇の取得は法律上の義務ですから、定められた期間は休まなければいけないわけです。そこを逆手に取れば、2日間連続で休みを取るのは可能です。もっと言えば、事前に休むことを相談したうえで、仕事に影響が出ないように準備すれば、だれも文句は言えないでしょう。
無論、中小企業のような小規模な組織では、ただでさえ人手が足りないことから有給を取りづらい雰囲気はあるかもしれません。その意味では、社長や上司にあらかじめ相談しておくことがポイントです。
仮病は悪なのか?
しかしながら、なかには、仮病をはじめ言い訳という名の嘘をつくのは、悪いことのような気がしてうまく伝えられない人たちもいるはずです。実際、嘘を吐いて休むのは悪なのでしょうか?
これに関しては、価値観によっても見解が異なるため、一概には答えを出せません。ただし、あなたが真っ当な手段で休みを取得できない理由が会社にあるならば、仮病で休むのは必ずしも悪とは言えないと思います。むしろ、会社組織の意のままにしていれば、人生の尊厳を見失い、生きる気力を失ってしまうかもしれません。
嘘を付き続けるのは狼少年のように信頼されない人間になってしまうため、おすすめできませんが、自分を守ってくれる存在が自分しかいない場合は、嘘でもいいからつくべきです。逃げることに罪悪感を抱く必要はありません。むしろ、最悪な状況からは勇気を出して逃げてください。自分がボロボロになる前に行動しましょう。
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