休職中に遊びまくるのはだめ?遊びに行くのがNGなケースと友達と会う是非

休職中に遊びまくるのはだめ?遊びに行くのがNGなケースと友達と会う是非
  • URLをコピーしました!

休職中は時間が余っているため、「遊びに行こう」と考えている人たちもいるはずです。しかしながら、本来であれば働いている時間なわけですから、「自分だけ遊ぶのはだめだよな……」と葛藤することもありますよね。ある意味では、まともな感覚であると言えるでしょう。

とはいえ、やることがないままボーッと過ごすくらいなら、休職期間を活用して遊びたい気持ちもわかります。実際のところ、休職中の時間を遊ぶに使うのはダメなのでしょうか?

この記事では、「休職中に遊びまくるのはだめなのか?」という疑問を考察しています。具体的に、遊びに行くのがNGのケースと友達と会う是非についてもまとめているので、休職中の人たちは参考にしてみてください。

目次

休職中に遊びまくるのはだめ?

さて、会社を休職中に遊びまくるのは、だめなのでしょうか?

結論から言えば、上司が休職の理由と過ごし方の実態が合致していないと判断できる場合、休職期間を使って遊びまくるのは非常識であると考えるべきです

そもそも休職とは、自己都合で会社から許可を得て長期間に渡って労働を免除してもらう制度です。会社からすれば雇用を継続したまま休ませるのは損失であるため、それなりの理由がなければ休職できないのが一般常識です。

それにもかかわらず、休職中の社員がここぞとばかりに遊びまくっていたら、会社のメンバーから信用を失うのは当たり前ですよね。とはいえ、休職中の過ごし方を逐一、監視するのは難しいですから、遊びまくっていたとしてもバレない可能性もあります。そのリスクを踏まえた上で、自分で判断しましょう。

休職中に遊びに行くのがNGなケース

しかし、休職中でも遊びに行くのが必ずしもだめとは言えません。極端な考え方ではなく、時間の使い方に一定の合理性が認められるならば、好きなことをするのは決して悪いことではありません。

特に、怪我ではなく心の病を患っている場合は、医師も多少のリフレッシュが必要と判断するでしょう。

そのため、具体的に休職中に遊びに行くのがNGなケースを紹介していきます。もちろん、職場によって考え方は異なるので、あくまでも参考程度に過ぎないことを留意してください。

その1 病気が悪化する遊びは許されない

第1に、病気が悪化するような遊びは絶対にやめましょう

例えば、うつ病で休職している場合、友達と飲みに行くのはやめたほうがよいです。その理由については、特定非営利法人ASKの記事では、次のように記述されています。

うつの治療を受けているなら、飲酒をやめることが必要です。
そもそもアルコールは脳に作用して気分を変化させるため、抗うつ薬が効いているかどうかなど、治療の効果が判断できなくなります。
また、抗うつ薬の治療効果が低下したり、副作用が強く現われることもあります。

特定非営利法人ASK『「うつ」の治療を受けているなら、飲酒はタブー!』より引用(最終確認日:2023年9月15日)

遊びの代表格と言えば、「飲み会」ですから友達の誘いとはいえ断るのが正しい対応です。「これくらい大丈夫」と勝手な判断をすれば、いつまでも症状が治らずに回復まで長い時間がかかってしまう危険性があるので注意しましょう。

その2 他の社員が不信感を抱く遊びはしない

第2に、他の社員が知ったら不信感を抱くような遊び方はやめましょう

いうまでもなく、あなたが休職している分、上司や同僚は働いています。場合によっては、あなたが担当していた仕事を引き取って負担を感じているかもしれません。もちろん、休職したくてしているわけではありませんから、他人に迷惑をかけてしまうのは仕方がないでしょう。組織とはそういうものです。

しかし、もし、あなたが休職中に復帰に向けて回復に専念することなく、遊び歩いていることを会社のメンバーが知ったら、どのように思うでしょうか?

耳の痛い話ですが、十中八九、みんなが嫌な気持ちになりますよね。なかには、「あいつのせいで迷惑しているのに遊んでいるなんて許せない」と怒る人たちもいるはずです。だからこそ、復帰を考えているならば、誤解を招くような行動は取るべきではありません。

特に、SNSで遊んでいる様子の写真を投稿したり、会社の人たちと遭遇しそうな場所で羽を伸ばしたりするのはやめたほうがよいでしょう。もちろん、遊ぶのがダメと言いたいのではありません。あくまでも、人が嫌な気持ちにならないような配慮が必要ということです。

友達と会うのはよいのか?

なお、休職中に友達に会うのはよいのでしょうか?

これに関しては、全く問題がありません。むしろ、一人で悶々と休職期間を過ごすよりも、仲の良い友達とカフェでお茶をしたり、相談したりする機会は大切です。ときには、一緒に旅行を楽しむのもよいでしょう。バランスを取るのが難しいかもしれませんが、節度さえ弁えれば休職期間で遊んでもよいのです。

実際、休職中に孤独を感じて苦しむ人たちは多いと言われています。実際、長期休暇でも誰とも話さない時間が多いのは危険と指摘する人たちもいます。

社会人になると友人と過ごす時間は少しずつ減っていきますから、休職をうまく活用してコミュニケーションを取る機会をつくってみるのもよいでしょう。

回復に専念することが大切!

心身を壊して休職しているならば、まずは回復に専念するのが大切です。

しかし、怪我などの外傷ではなく、精神に関わる問題を抱えている場合は医師と相談しながら、時間の使い方を計画するのを手伝ってもらうのも選択肢のひとつです。

実際、いざ1日24時間、自由な時間を与えられると、予定がうまく決まらないものです。だからこそ、遊びをうまく取り入れてリフレッシュするのは重要なことです。しかし、その目的はどこまでいっても、療養にあることを忘れてはいけません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次