仮病で病院行けと言われたときの対処法|行ったふりは会社にバレる?

仮病で病院行けと言われたときの対処法|行ったふりは会社にバレる?
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会社や学校を仮病で休んだ際に、上司や先生から「病院に行け!」と命じられて困っている人たちもいるはずです。病気ではない以上、うまく回避したいところですが診断書の提出が求められる場合もあるので、どうすればよいのか迷いますよね。

この記事では、仮病で病院行けと言われたときの対処法を解説しています。また、「病院に行ったふりは会社にバレるのか?」という疑問についても言及しているので、仮病のトラブルを抱えている人たちは参考にしてみてください。

目次

仮病で病院行けと言われたときの対処法

さて、仮病で会社や学校を休むと伝えたときに、上司や先生から「病院に行ってください」と言われたときはどうすればよいのでしょうか?

結論から言えば、会社や学校で診断書の提出が求められる場合、潔く病院に行くことを推奨します。ズル休みに対して厳しい組織は体調不良の証拠を明確にしたがります。仮病で休むことを防止する意味でも、病院に行って診断書をもらうことを要求するのは有効なわけです。

だからこそ、「病院行け」と言われたら、行くしかありません。もし、誤魔化して病院を避けるようだと、「調子が悪いのに病院に行かないなんて仮病かもしれない」と疑われてしまうおそれがあります。

当たり前ですが、仮病ですから病院に行っても「異常はなかった」という結果にならざるを得ません。それでも、「体調は悪いのですが、医師からは問題ないと診断された」と伝えればよいのです。その場合は診断書をもらえないこともあります。

病院に行ったふりはバレるのか?

とはいえ、仮病なのに病院に行くなんてバカらしいと考える人たちもいるはずです。できることなら、病院に行ったふりをして誤魔化したいというのが本音ですよね。実際のところ、会社や学校に病院に行ったふりをしてもバレないのでしょうか?

これに関しては、診断書の提出が求められていない場合、病院に行ったふりをしてもバレないと考えられます。会社では仮病を使った人たちの社会保険証から通院歴を調べられないので、診断書などの証拠書類を提出する以外には本人の自己申告を信用する以外にないわけです。

なお、医学的な判断ができない症状の場合は、病院から診断書をもらえないケースも存在します。それを逆手に取れば、病院に行ったふりをして診断書をもらえなかったと言えば済むかもしれません。けれども、領収書など何かしらの証拠を要求されたときに困るので、誤魔化さないほうが安全です。

病院行けと言われたときの注意点

なお、上司や先生から「病院行け」と言われたときには、いくつかの注意点があります。

ここでは、代表的な3つの気を付けるべきことを紹介していきます。

注意1 診断書の偽造は違法行為になる

病院に行ったふりをして、実際には行っていない場合、診断書の提出が求められることがあります。しかし、診断書を偽造することは法律で禁じられており、これを行うと刑事罰の対象となる可能性があるので絶対にやめてください。これに関しては、ベリーベスト法律事務所の記事を参照してください。

また、会社や学校に提出した偽の診断書が発覚すると、信用を失うだけでなく、解雇や退学の原因となることも考えられます。

したがって、診断書の提出が求められたときは病院に行ってください。重ねて、診断書の偽造は、短期的な利益のために長期的なリスクを背負う行為となりますので、絶対に避けるよう心掛けましょう。

注意2 断るとズル休み扱いされる

「病院に行け」と言われたのに適切な理由もなく拒否すれば、ズル休みとみなされるおそれがあります。その結果、信用失墜や職場での人間関係が悪化する危険性があるので、くれぐれも注意してください。

冷静に考えると、体調が悪くて休むのに病院に行かないのは不自然な行動です。もちろん、様子を見るという発想はありますが、会社からすれば勝手な自己診断で状態が悪化するよりも医師の治療を受けて一日も早く復帰してほしいわけですから「病院に行ってほしい」と伝えるのは当然の対応です。

注意3 病院に行った証拠を残しておく

病院に行った証拠を忘れずに残しておきましょう。特に、診断書をもらえない場合、その代わりに病院や薬局での支払い時にもらえる領収書が訪問の事実を示す証拠として有効です。

病院に行った証拠をしっかりと残しておくことで、後日のトラブルや疑念を避けることができます。逆に、「病院に行け」と言われているのに証拠を示せないと、仮病を疑われるおそれがあるので気をつけてください。

仮病を使う前に過去のケースを調べておこう

だれだって人生のなかで一度くらいは仮病で休みたいと思うのは不思議なことではありません。しかし、当日の思いつきで仮病を実行すると、「病院に行って診断書や領収書を提出してください」と言われたときに困ってしまいます。

そのような事態にならないためには、「会社や学校を休むときに病院に行った証拠が求められるのか?」について事前に調べておく必要があります。仲の良い先輩や同僚に確認するなどして、休んだときの対応に関する慣習を把握したうえで、仮病の可否を判断してください。

もちろん、仮病はモラル違反です。あなたが休んだ分の負担をだれかに強いることになるわけですから、他人の立場になれば、許し難いことです。バレるとほぼ確実に信頼を失います。仮病のリスクが高いことも忘れないください。

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